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  3. 第2回「お店の男性スタッフとウマくやる方法」

どうせお仕事をするのであれば、“働きやすい環境”で頑張りたいと考えるのは当然のことです。では“働きやすい職場”とは、一体どのようなものなのでしょう?
待遇や福利厚生、通勤のしやすさなど、様々な条件が思い浮かぶとは思いますが、結局のところ、一番大切なのは、自分をフォローしてくれる周囲の人々との“人間関係”がウマく築けているかどうか。風俗業界でいえば、お店の男性スタッフとの“信頼関係”が重要になってくるといえます。

男性スタッフの主なお仕事は、働いている女性を管理することですが、普通の会社でいうところの「上司と部下」の関係とはかなり違っています。“管理されている”とか“使われている”という感覚ではなく、むしろあらゆる方面から働く女性のサポートをしてくれる大切な存在。だからこそ、彼らと良好な関係を築き、ある意味“上手に使いこなす”ことで、自分なりの働きやすさを実現することができるのです。
風俗のような接客業は、メンタル面の状態やモチベーションの持ちようがダイレクトにお給料に反映されるお仕事。“働きやすい職場”で、キモチ良く仕事をすることが、結局は自分の“稼ぎ”に直結していくのです。

では、どのようにすれば、男性スタッフとの良好な関係が結べるのか。今回は男性スタッフ側の本音と、働く女性側の本音を紹介し、それぞれの証言から、そのセオリーを探ってみたいと思います。

池袋のデリヘルで、管理スタッフとして勤務するAさん(31歳)。匿名であることを条件にお話を聞くことができました。

「確かに僕らの仕事は女性をフォローすること。でも、だからといって自分勝手なワガママばかりをぶつけられても困ります。」

一方的ではなく、相互に信頼をしあうことで、良好な人間関係というのは初めて成立するもの。まずはスタッフに信頼されるような女性であることが重要なのでは?とAさんは言います。

「何も難しいことはありませんよ。お店のルールや約束をしっかり守り、それが難しいときにはきちんと相談する。そして、出来る限り素直にコミュニケーションをとるだけでOKですから!」

ちゃんと、自分自身のことを素直に話してくれる女性は、スタッフのウケも良く、その女性の私生活や立場についても理解しているので、いざというときに力になってもらえるのだといいます。逆に嘘を重ね、隠し事をしていると、相手は敏感にそれを察知し、いつまでも相手との心の距離が縮まることはありません。さらにAさんはこう言います。

「女性が主役の職場なので、他の一般的なお仕事よりも格段に優遇されるのは事実です。でも、だからといって『自分は特別扱いを受けているんだ』と調子に乗るのはNG。1人のワガママや好ましくない行為を許していると、周囲の女の子に対して示しがつかなくなるので…。」
まずは、お店で働く他の女性とスタッフの間の距離感を見極めることが大切なのでしょう。

一度、スタッフとの信頼関係が出来上がると、“働きやすさ”は格段にアップするといいます。続いて、働く女性側の証言も紹介してみましょう。
渋谷のデリヘルで勤務するB子さん(27歳)は、築き上げた信頼関係を武器にスタッフを上手に操縦し、「働きやすい職場でキモチ良く稼がせてもらっています。」と笑います。

「本当は遅刻や無断欠勤は厳禁ですけど、どうしても仕方がない時ってありますよね?普通だったらクビになっちゃうようなことでも、普段からしっかりとした信頼関係が結ばれていれば、遅刻しちゃったときは、『何かあったんじゃないか…。』って逆に心配されちゃうんですよね。」

プライベートで困ったときにも、スタッフには色々と相談に乗ってもらっているというB子さん。「複雑なアリバイ工作にも協力してもらっちゃいました!」と楽しそうに語ってくれました。

職場のルールでガチガチに縛られるというのは、スタッフと女性の間で、信頼関係がしっかりと築き上げられていないからのこと。
普段から誠実な態度で仕事に臨んでいれば、周囲はしっかりとその行動を見ていて、「あの人は信頼できるな」と思ってくれるのです。

自分にとっての“働きやすい職場”を実現するためには、そんな小さな積み重ねこそが大切なのかもしれませんね。

風俗業界に特化した編プロ「Adult Information Office」代表。
業界に精通し、数多くの風俗求人誌やサイト、男性向けの風俗情報サイトなどにコラムや取材記事を寄稿中。嬢への取材には定評あり。